【第一回パチンコ講座】パチンコの種類 #KUAC2021

この記事はKyoto University Advent Calender 2021の3日目の記事です。

 

 

おはようございます、わらびちゃん同好会の会長を務めているわらびです。

 

現在工学部3回生の私ですが、パチンコに依存してしまい留年を確定させてしまいました。確定するのはボーナスだけで良かったのに...

そんな私が今日書くのはパチンコの種類についてです。

まず、前提としてパチンコ(正式名称はぱちんこ遊技機)はなんぞやという話ですが、画像を見てもらったほうが早いので下に載せておきます。

 

f:id:walabeach:20211202120458j:plain

 

こんなの

 

小さくて分かり辛いですが、右下のハンドルを回して球を発射してイイところに球が入ったらオッケーみたいな感じです。

このパチンコにはタイプによって一種、二種、三種、四種と大別されており、今回の記事ではホールに置いてあるパチンコのほぼ全てを占める一種とパチンコを語る上で外せない二種を軽く語ります。

 

一種

一種とはセブン機、フィーバー機、デジパチ(デジタルパチンコ)と呼ばれるパチンコです。

発射された球が盤面の釘をうまく通り抜けることでスタートチャッカーという穴に入ります。そこで内部の基盤で規定された確率でハズレなのか大当りなのかを抽籤します。

このように出玉の獲得契機がデジタル抽籤(乱数抽籤)に依るものなのでデジパチと呼ばれています。セブン機、フィーバー機の由来は、デジパチの元祖が三共のフィーバー(1980年)という台で、大当りした時に盤面中央の7セグメントディスプレイに7(セブン)と表示されました。1980年の台ということもあってシンプルな演出ですね。

少し脱線しましたが、現行のパチンコ台を作る時のルールでは大当り確率はどんなに重くても320分の1以上でなければならないため、大体のデジパチが319分の1で大当りを抽籤しています。

そして見事この319分の1の抽籤でアタリを引くことが出来れば大当りが始まり、球が台からジャラジャラと出てきます。正確には大当りが始まるとアタッカーという名前のポケットのようなものが開き、そこを狙って球をアタッカーに入れることで球が台から出てきて、出玉を獲得することが出来ます。

例えば、球をアタッカーに1個入れると15個獲得できて100個入れたら大当たり終了、計1500個の出玉を獲得する、といったのが大当りの大まかな流れです。

このデジパチですが、大当りの確率が変わることがあります、いわゆる確率変動です。例えば、みんな大好きCR大海物語4(2017年)では大当りをすると、55%の確率で確率変動に突入し、319分の1の大当り確率が36.4分の1まで上がります、そしてこの確率変動は次の大当りまで続きます。こうして大当りが連続することを連チャンといい、うまく55%を通し続けることが出来れば無限に連チャンするのでたくさんの出玉を獲得することが出来ます。嬉しいですね。

一種は確率変動による連チャンなど高いゲーム性と射幸性があり、現在ホールに置いてあるパチンコのほとんどが一種です。近年のデジパチは液晶による多彩な演出で大当りの告知までを多彩な演出で見せてくれたりと、打ち手を飽きさせない工夫が豊富に盛り込まれています。

ちなみに私が好きな一種の台は、ぱちんこCR聖戦士ダンバイン(2015年)、ぱちんこCR真・北斗無双(2016年)、Pコードギアス 反逆のルルーシュ(2021年)です。

 

二種

二種とは羽根物と呼ばれるパチンコです。

二種は至ってシンプルで、発射された球がVと呼ばれる場所に入ると大当りがはじまり、出玉を獲得することが出来ます。球がVやアタッカーなど特定の場所に入ることを入賞と呼び、例えばVに球が入ることはV入賞と呼びます。以下、入賞という用語を用います。

V入賞を大当りの契機とするといってもよく分からないと思うので、羽根物の大当りまでの流れをPトキオブラック4500(2019年)を例にとって軽く語ります。

 

f:id:walabeach:20211203112741j:plain

 

V入賞までのルート

初めに盤面左下と、中央下の「START」と書いてある場所に球が入ると、盤面上部の2本の紫の羽根が1秒ほど開放します。画像ではすでにこの羽根は開放されている状態ですね。ちなみにこの「START」は鳴きと呼びます。

そして羽根が開放している瞬間にうまく球を入れることが出来ると盤面中央のユニットに球が入っていきます。

そして画像では分かりにくいので説明の多くを省きますが、中央のユニットは回転体や、ハズレ穴がV入賞を妨げてきます。この妨害を潜り抜けると見事V入賞となり大当りとなります。この台は一回大当りするだけでなんと4500個の出玉を獲得できます。嬉しいですね。

二種が羽根物と呼ばれているのはこの羽根が由来となっています。V入賞を大当りの契機とした羽根物台のほとんどは球の動きだけで大当りが決まり、乱数要素が全くないので、物理台と呼ぶ人もいます。

 

この羽根物こそ元祖パチンコで、デジパチよりも歴史があります。前書きでパチンコを語る上で外せないと書いたのは歴史が長いから。

現在ホールには二種はほとんどありません。私は液晶の喧しい演出はあまり好きでない上に、ぼーっと球の動きを眺めていることが好きなので羽根物を見つけたら打ってしまうのですが、いつも誰も打っていないので人気がないようです。

そういえば、カイジ2の沼も穴に入ったら大当りだったけど、あれも羽根物なのかなぁ。私も何回か、パチンコ屋を水の重みで傾けることを考えたことがあります。

ちなみに私が好きな二種の台は、Pスーパーコンビα7500(2021年)です。

 

さいごに

本当はパチンコ最大の革命と呼んでもいい、一種二種混合機と三種と四種についても語りたかったのですが、長くなってしまうのでこのあたりで終わりにしたいと思います。

ブログを書くのは丁度8億年ぶりで、読みにくい文章になっていると思います。ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

明日はくにみちさんの記事です。まだまだ空きがあるので何か書きたい人は(Kyoto University Advent Calendar 2021 - Adventar)から参加してみてはいかがでしょうか。