【第二回パチスロ講座】押し順の規制とハナビ通の話

おはようございます、わらびちゃん同好会の会長を務めているわらびです。

 

前回の私の記事、【第一回パチスロ講座】

walabeach.hatenablog.com

に続き【第二回パチスロ講座】と題し、今回はハナビ通についてちょっとだけ語っていこうと思います。前回のブログ更新から一年ほどが経過しており、私自身どうやって文字を書くのかも忘れているような状況でブログを書いております。拙い文章になっていると思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

まず、今日のハナビ通の話をする前に5.5号機規制について話さなければなりません。

5.0号機である沖ドキ、凱旋、ハーデス、絆、などの高純増AT機がホールのメインを張っている中、ある日突然5.5号機規制が発布されてしまいます。その内容は大まかに

  • 純増の上限を3枚→2枚へ
  • 指示機能の管理をメイン基板で一括管理
  • 通常遊技中のシミュレーション出玉率を1以下に
  • 押し順による有利不利の撤廃

などと従来の5.0号機と比べると中々厳しいルールが設けられ、実質AT機を作ることは不可能になってしまいました。これによりART、A+ART機の時代が到来します。今日はその中でも「押し順による有利不利の撤廃」に着目してお話をさせて頂きます。

5.0号機時代、ユニバーサルからハナビというノーマルタイプの台が登場します。4号機時代のハナビのリメイク台であり、純粋なボーナスの入り目、つまりリーチ目を楽しむことができる台で、ビッグボーナスの後には花火チャレンジ、花火ゲームというRTを消化することができます。花火チャレンジでは、20ゲーム間のRTのうちに花火ゲームに突入するJACリプを入賞することで20ゲームのRT、花火ゲームに突入させることができます。JACリプレイが成立すると「テローン」という音が鳴り、逆押しナビが出現します。ここで逆押し(中押し)した後に、左リールBARを上段or枠上に目押しすることでJACリプレイの入賞を避けて、花火チャレンジを延命することができます。JACリプレイは3.5分の1で成立するので、期待値的に花火チャレンジが8ゲーム以下になったら順押しで消化することでJACリプレイを入賞するように順押しナビが出現します。

ここで「押し順の有利不利」について考えてほしいのですが、JACリプレイ成立時に順押しで消化すると必ず20ゲームのRTが貰えます。しかし、変則押しで消化する場合は、どんなに目押しを無視したとしても、21コマある中の2コマはJACリプレイを入賞できないので20ゲームのRTを得ることができません。これが「押し順による有利不利」です。

 

そして、時は5.9号機時代、ユニバーサルからハナビ通という台が登場します。5.0号機の花火と違い、レギュラーボーナス中に枚数調整をすることができるので、ボーナスの獲得枚数が104枚から116枚に増えています。そして5.5号機規制の押し順による有利不利の撤廃を引き継いでいるので上記の花火チャレンジのJAC外しによる「押し順の有利不利」が撤廃されています。

上記の理論から言うと左ファーストで押した際リールのどこか2か所がJAC外しできないと「押し順の有利不利」を無くすことができないと思われます。実際その通りで、左リール単ドン2コマ上のブランク図柄を中段or下段に押すことで順押しでJACリプレイの入賞を避けることができます。しかし、ハナビ通では従来のハナビで存在した、チェリー、氷、JACリプレイが成立したさいのナビが一切存在しません。つまり、花火チャレンジ中はJACリプレイの成立を確認しながらチェリーと氷をフォローしないといけません。左リールブランクを中下段に押すと、氷をフォローすることができないので、実際は中押し、逆押しでどの小役が成立しているかを確認しながら消化することになります。変則押しをした際に、リプレイが中段にテンパイするとJACリプレイ成立なのでBARを上段or枠上に押すことでJACリプレイ入賞を避けることができます。チェリーと氷なんか要らねぇぜ!!という漢の方は、ブランク中下段狙いで消化してみては如何でしょうか、と言いたいところですがもうホールに存在しない台ですので実機を買って確かめてみましょう。

これと似た話が、5.9号機のディスクアップのビッグボーナス中に存在するビタ押しの技術介入にもあります。ディスクアップのビタ押しといえば、中リール青7枠下ビタなのですが、中リールだけに技術介入が存在すると「押し順の有利不利」が無いと言えません。なので、実際には左リールと右リールファーストでもビタ押ポイントが存在します。左リールがホリホビタ、右リールがスリホビタですね。ディスクアップに関しては割と有名なのですが、ハナビ通に関しては知らない方も多いのではないでしょうか。

 

本当はもっと話したいことがあるのですが、1万人に1人興味があれば良い方だなと私自身思うほどにニッチな話なのでこのあたりで終わりにしたいと思います。

1万人に1人のそこのアナタ、1万分の1を引けるプレミアムなヒキをしているので明日も良いパチスロライフを送ってくださいまし。

【第一回パチスロ講座】スロットデザインの話 #KUAC2021

この記事はKyoto University Advent Calender 2021の8日目の記事です。

 

おはようございます、わらびちゃん同好会の会長を務めているわらびです。

 

前回の私の記事【第一回パチンコ講座】に続き【第一回パチスロ講座】と題し、今日はスロットデザインについて軽く語っていこうと思います。あ、ちなみに私も元々勘違いしていたのですが、パチスロはパチンコとスロットの総称じゃなくて、スロットの事を言います。そして、パチスロの正式名称は回胴式遊技機です。かっこいい...

今日のテーマはスロットデザインについてですが、メーカーが台をデザインするときに一番目立たせたいのは何だと思いますか?

筐体?下パネル?ベル図柄?チェリー図柄?

いいえ、勿論7図柄でしょう。(私の勝手な想像ですが)

という事で早速メーカーごとに7図柄を見ていきましょう。

ユニバーサル

殆どのメーカーは機種によって7図柄のデザインが異なってくるのですが、ユニバーサルの7図柄の形は全部同じです。

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僕がスロットの中で一番好きな機種のアレックスの赤7とクラセレの青7を並べてみました。まったく同じ形ですね。ちなみに私はアレックスの実機を持っています。長くなっても仕方ないのでハイテンポで行きます、次!

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初まどの白7です。これはアルティメットまどかでしょうか?多分そうなんでしょう。アレックス、クラセレのものと多少形は違いますが、基本となる形はほとんど一緒ではないでしょうか。

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ずっと形が一緒のものを紹介しても飽きてしまうのでハナビの赤七です。本当にかっこいいデザインだと思います。初代のハナビは90年代末なので当時に7図柄を漢数字でデザインしようと考えた人はいいセンスしてますね。ちなみにハナビの実機も持っております。

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これはレッツの赤7です。7というよりひらがなの「て」に見えないですか?私には「て」にしか見えないです。そういえば、新ハナビで1G連するとレッツのBGM流れるんですね。

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5号機を代表する名機ではないでしょうか?沖ドキの7図柄になります。これも、基本のデザインは同じですね。ハナハナの裏モノで脳を焼かれたユニバ開発陣のおっさん達が、合法で再現しようとして努力したのだと想像すると可愛いですね。

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7図柄じゃないし、ボーナス図柄というのかも怪しいですが、ユニバの名を出してこれを紹介しないなんてとんでもない。言わずもがな傷GODです。ああ、凱旋の後継機、早く出ないかなぁ。

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これはゆるはーですのGOD図柄になります。凱旋のものより丸みを帯びていてゆるさを感じます。ゆるはーです、結構好きなんだけど一瞬でホールから消えましたね。冥王召喚?何の話だろう?

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はい、アレックスです。本当に綺麗です。アレックスの6号機、出ないかなぁ。6号機でノーマル作るのきついんで、ガメラ丸パクリしてバトル目引いたら寝てるアレックスが起きて戦うってので良いと思います。

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まど4のBAR図柄です。アニメとのタイアップしたスロットのBARはアニメのタイトルが書かれることが割と多いのですが、その中でもかなり好きなBAR図柄になります。まど4で褒めることができる点はこれくらいです。

 

こうして並べて見てみると段々7図柄の特徴が分かってきますね。ユニバの7図柄は、右上の角が出っ張っているのが特徴ですね、言葉では説明し辛いですが絵に描いた富士山を斜めにしたような...。それに7という数字の原型がある程度残っていますね、ほかのメーカーの7図柄は横長で潰れている、という印象を受けますが、ユニバの場合は縦横のバランスが丁度よく、スロットの図柄としても7という数字としても上手くデザインされているのではないでしょうか。

ユニバの台は普段打つことが多いのでその分紹介する量も多くなってしまいました。一番最初に紹介しましたが、ボーナス図柄のデザインが最も好きなメーカーはユニバです。本当に7図柄のバランスが良すぎる、美しい。どの台でもデザインが一緒なのでユニバもこのデザイン気に入ってるんやろなぁ、と勝手に思ってます。

 

サミー

続いてはサミーです、タイヨーエレックとか銀座とかいろいろまとめてサミーとしてます。

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まずディスクアップの赤7と青7です。やっぱりこれは潰れてますよね、7の左上部分のはねるところ(以下、「ハネ」と呼びます)がデカいです。ディスクの7図柄はリールがバックライト透過するのでキラッと光ってくれて見やすいですよね。そういう設計もデザインの一つだと思います。ここまで来たらBARも紹介したかったところなのですが、特に特徴のないBARなのでやめておきます。来年一月ころにディスクアップ2が出るとのことなので非常に楽しみです。

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万枚製造機の獣王 王者の覚醒の赤7です。めっちゃどうでもいいんですけど、現行機種で万枚出せる台でぱっと思いつくのは、番長3、エウレカAO、獣王、聖闘士星矢海皇覚とかだと思うんですけど、番長AO獣王海皇って感じで韻が踏めます。ハネがデカい。

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ギアスR2の赤7です。マジで皇帝のルルーシュはかっこいいですね。右はリールのバックライトオフにして撮ったものです。実機持ってる人間の特権です。なんで二枚並べたかっていうとですね、見てくださいよルルーシュの目を、これバックライトオンにすると両目のギアスが光るんですよ、凄くないですか?細かいところですが意匠を感じます。こんなことは実機無いと絶対に知りえないことなんで皆さんも一家に一台という事でスロット実機を購入してみましょう。私は三台持っていますが...

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ルルーシュに続き、左がR2の青7と右がギアス3の白7です。R2もギアス3も青7、白7揃いがハイパービッグで主人公であるルルーシュの赤7揃いよりも偉いというのはどういう意図なんでしょうか?ずっと疑問です。ギアス3の白7はめちゃくちゃかっこいいですね。でも白って回転するリールの上だと本当に目立たなくて見づらいんですよね。私はリール直視できるんで見えないと感じることはないのですが、隣で打ってた若いにーちゃんがハイパービッグ揃えるの苦戦してました。

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素材がなくて攻略サイトから劣悪な画質のを拾ってきました。ARTの方の偽物語です。阿良々木暦忍野忍ですか?原作まったく知らないので間違ってても許して下さい。白はかっこよくて最高なんですよね。視認性を除いて。

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左がエウレカ3の白7で、右が頭文字Dの赤7です。これアス比が違うだけで形一緒じゃないですか?話変わりますけどエウレカ3も頭文字Dも6号機の中じゃ結構面白くないですか?普通に良台を量産してると思います。誰だサミーはクソとか言い出したの。オリン〇アとか山〇の方がゴミだろ~!

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最後にBLOOD+です。青空のナミダはガチで神曲だと思います。ギアスもそうですけど、キャラ名をブラックレターで書くのがお決まりなのでしょうか?お風呂の中で女王血戦中の「ゴゥトゥサヤフェイズ!!」とかの物まねをやったりしたことがありました。

 

こうして並べて見るとサミーはアニメなどの版権用に使う7図柄のデザインがある程度決まってるような気がします。やっぱりハネの部分が特徴的ですね、あと7の右下の部分がくびれていますね、セクシーです。ユニバと違って右上の部分は角になっていますね。全体的な特徴としてはこんなものでしょうか。

 

大都

続いては大都です。タイアップ機が少なく、オリジナルの台が多い大都ですが7図柄はどのような特徴があるのでしょうか、見ていきましょう。

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政宗に赤7は要らないだろ!と散々言われた、政宗3の赤7と青7になります。イラストが7の枠を超えて飛び出してますね。でも、案外数字の7として認識できちゃいます。

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リゼロの青7です。レムが可愛いです。この7図柄よく見るとすごい形してますね、全体的にトゲトゲしいです。この7図柄もバックライトを透過するので青く光ってて見やすいですね、この台の択ベルは12択なのでAT中は常に目押しが必要になるので光ってたりすると目押ししやすくて楽です。まぁ直視する人にはあんまり関係ないんですけどね。

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PYRAMID EYEの赤7です。多分知名度低いと思うので説明しておくとPYRAMID EYEは秘宝伝シリーズの6号機でノーマルタイプです。ボーナス確率40分の1という衝撃的な台なのですが、私は200ゲームハメたことがあります。秘宝伝シリーズの7図柄は逆三角形ですね、この三角形はピラミッドをイメージしてるのでしょうか。この記事では紹介してませんが京楽のスロットの7図柄は逆三角形ですね。

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轟「青7を狙え~~!!」という事で番長3の青7です。政宗の7図柄とほとんど同じ形です。超番長ボーナス、一度も引いたことないので引きたいですが(32768くらい行けんじゃね?っていつも思ってる)、もう撤去なので無理でしょうね...。万枚、一度も出したことが無いので心残りです。

 

ここに載せてない大都の機種の7図柄を色々見てみましたが、機種によってデザインが様々です。強いて特徴を言うとするなら、7の右肩が富士山になってる機種は山頂がユニバと比べて長めってくらいですかね。中身は置いといて、スロットの世界観とかイラストのデザインが好きなメーカーです。轟の喧嘩が嫌いだからめんこやドッヂボールで勝負するっていう設定は平和で好きです。平和、という事で次はオリンピアです。

 

オリンピア

続いては、6号機の時代に入ってからマジでクソ台しか作っていないオリンピアです。平和とオリンピアはグループ企業みたいなもんです(知らんけど)。マジでメーカーに愛が全くないので駆け足で行きます。

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亜人の赤7と戦国乙女2の白7です。形一緒ですね。ハネがデカくて右下にくびれあり。サミーと何がちゃうねんと言われたら黙り込む。白7はヨシテルですがパチンコの方の戦国乙女5の連チャン中のストーリーが良すぎて泣きそうになったことがあります。出玉が出過ぎによりるうれし泣きを感動と勘違いしている可能性もありますが。

すんません私がオリンピアについて書けるのはこのくらいです。続きはオリンピアマスターの殿方がやってくれるはずです。

 

山佐

続いては、最強の開発力を有している山佐です。

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山佐といえばやっぱりパルサーです。これは最新作のパルサーSP3の赤7とカエルです。7図柄はレトロな感じで歴史ある台の風格を感じます。カエルは可愛いですね。

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スープラSPの赤7になります。個人的に好きな7図柄のデザインです。7というより「マ」に見えます。地元のガラガラカスホールにスープラSPがあったので打ってみたのですが、リーチ目が4号機時代からのものとは全く違った法則でボーナスの入りが全く分からず、ボタン告知モードにして毎ゲームボタンを押していました。

 

山佐の図柄紹介はこのくらいでいいでしょう。

 

北電子

はい、スロットといえばジャグラーです。ジャグラーといえば、パチンコ、パチスロをやらない人でも名前だけなら聞いたことはあるのではないでしょうか。

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マイジャグラー4の赤7です。この立体感ある7と黄色の十字、そして紫色に輝くGOGOランプ、そう、人類はこのGOGOランプの輝きを浴びることで自然淘汰を生き抜いてきました。ずっとスロット打ってるとたまにはジャグラー打つかって気分になるのはこの光に依存性があるからなんですよね。ゴーゴージャグラーはこの黄色の十字が金色に光るので初心者でも光った瞬間に押せば揃えられます。初めてパチスロ打つならやっぱジャグラーなんよ。

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意外といい評価が多い北電子版権モノ、こちらはパチスロダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の白7です。この図柄を見ると初まどの白7を思い出すんですけど意図して作られてるんじゃないかと勝手に思ってます。

 

ネット

最後は変態メーカーのネットです。

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これは闇芝居の赤七になります。ハナビ同様漢数字の赤七です。ハナビシリーズと闇芝居以外に7図柄を漢数字で表現した台を知りません、何か他にあるのでしょうか。てかこの図柄の顔どう見ても千鳥の大吾じゃね?www

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左がチバリヨの赤7で右がスナイパイ71の青7です。丸みを帯びているか角ばっているかでベースは同じですね。割と他メーカーよりぷっくりした感じでポップな印象を受けます。

ここからは余談なのですが、まず、この画像を見てください。

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スナイパイでAT中にアミヤとバトルして勝利するとアミヤのおしりスナイプタイムに突入するのですが、これはその時に出てくる挿絵になります。何が面白いかというと、左上に小さく60枚と上乗せされた枚数が書いてあるのですがめっちゃ小さいんですよね。普通、スロットってこの上乗せ枚数をメインで大きくド派手に表示するはずなんですが、これはアミヤのおしりがメインという事なんですかね。さすがネットって感じがします。この余談をしたいがためにスナイパイの青7を紹介しましたなんで口が裂けても言えない。

 

 

以上で七つのメーカーの7図柄+αを紹介しました。後半は駆け足になってしまって若干雑な説明になってしまいました。本当は、京楽、藤商事、フィールズ、パイオニアあたりのメーカーの図柄も紹介したかったのですがそれはきっと存在しない第二回で書くことにします。

デザインについて語ると言いつつ7割くらいは普通にスロットの話をしてしまいました。書き言葉に話し言葉を混ぜ、数字の全角、半角すら統一されていない適当な記事になってしまいました。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!

明日は今のところ空きになっています。何か書きたい人はKyoto University Advent Calendar 2021 - Adventarから参加してみてはいかがでしょうか。

【第一回パチンコ講座】パチンコの種類 #KUAC2021

この記事はKyoto University Advent Calender 2021の3日目の記事です。

 

 

おはようございます、わらびちゃん同好会の会長を務めているわらびです。

 

現在工学部3回生の私ですが、パチンコに依存してしまい留年を確定させてしまいました。確定するのはボーナスだけで良かったのに...

そんな私が今日書くのはパチンコの種類についてです。

まず、前提としてパチンコ(正式名称はぱちんこ遊技機)はなんぞやという話ですが、画像を見てもらったほうが早いので下に載せておきます。

 

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こんなの

 

小さくて分かり辛いですが、右下のハンドルを回して球を発射してイイところに球が入ったらオッケーみたいな感じです。

このパチンコにはタイプによって一種、二種、三種、四種と大別されており、今回の記事ではホールに置いてあるパチンコのほぼ全てを占める一種とパチンコを語る上で外せない二種を軽く語ります。

 

一種

一種とはセブン機、フィーバー機、デジパチ(デジタルパチンコ)と呼ばれるパチンコです。

発射された球が盤面の釘をうまく通り抜けることでスタートチャッカーという穴に入ります。そこで内部の基盤で規定された確率でハズレなのか大当りなのかを抽籤します。

このように出玉の獲得契機がデジタル抽籤(乱数抽籤)に依るものなのでデジパチと呼ばれています。セブン機、フィーバー機の由来は、デジパチの元祖が三共のフィーバー(1980年)という台で、大当りした時に盤面中央の7セグメントディスプレイに7(セブン)と表示されました。1980年の台ということもあってシンプルな演出ですね。

少し脱線しましたが、現行のパチンコ台を作る時のルールでは大当り確率はどんなに重くても320分の1以上でなければならないため、大体のデジパチが319分の1で大当りを抽籤しています。

そして見事この319分の1の抽籤でアタリを引くことが出来れば大当りが始まり、球が台からジャラジャラと出てきます。正確には大当りが始まるとアタッカーという名前のポケットのようなものが開き、そこを狙って球をアタッカーに入れることで球が台から出てきて、出玉を獲得することが出来ます。

例えば、球をアタッカーに1個入れると15個獲得できて100個入れたら大当たり終了、計1500個の出玉を獲得する、といったのが大当りの大まかな流れです。

このデジパチですが、大当りの確率が変わることがあります、いわゆる確率変動です。例えば、みんな大好きCR大海物語4(2017年)では大当りをすると、55%の確率で確率変動に突入し、319分の1の大当り確率が36.4分の1まで上がります、そしてこの確率変動は次の大当りまで続きます。こうして大当りが連続することを連チャンといい、うまく55%を通し続けることが出来れば無限に連チャンするのでたくさんの出玉を獲得することが出来ます。嬉しいですね。

一種は確率変動による連チャンなど高いゲーム性と射幸性があり、現在ホールに置いてあるパチンコのほとんどが一種です。近年のデジパチは液晶による多彩な演出で大当りの告知までを多彩な演出で見せてくれたりと、打ち手を飽きさせない工夫が豊富に盛り込まれています。

ちなみに私が好きな一種の台は、ぱちんこCR聖戦士ダンバイン(2015年)、ぱちんこCR真・北斗無双(2016年)、Pコードギアス 反逆のルルーシュ(2021年)です。

 

二種

二種とは羽根物と呼ばれるパチンコです。

二種は至ってシンプルで、発射された球がVと呼ばれる場所に入ると大当りがはじまり、出玉を獲得することが出来ます。球がVやアタッカーなど特定の場所に入ることを入賞と呼び、例えばVに球が入ることはV入賞と呼びます。以下、入賞という用語を用います。

V入賞を大当りの契機とするといってもよく分からないと思うので、羽根物の大当りまでの流れをPトキオブラック4500(2019年)を例にとって軽く語ります。

 

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V入賞までのルート

初めに盤面左下と、中央下の「START」と書いてある場所に球が入ると、盤面上部の2本の紫の羽根が1秒ほど開放します。画像ではすでにこの羽根は開放されている状態ですね。ちなみにこの「START」は鳴きと呼びます。

そして羽根が開放している瞬間にうまく球を入れることが出来ると盤面中央のユニットに球が入っていきます。

そして画像では分かりにくいので説明の多くを省きますが、中央のユニットは回転体や、ハズレ穴がV入賞を妨げてきます。この妨害を潜り抜けると見事V入賞となり大当りとなります。この台は一回大当りするだけでなんと4500個の出玉を獲得できます。嬉しいですね。

二種が羽根物と呼ばれているのはこの羽根が由来となっています。V入賞を大当りの契機とした羽根物台のほとんどは球の動きだけで大当りが決まり、乱数要素が全くないので、物理台と呼ぶ人もいます。

 

この羽根物こそ元祖パチンコで、デジパチよりも歴史があります。前書きでパチンコを語る上で外せないと書いたのは歴史が長いから。

現在ホールには二種はほとんどありません。私は液晶の喧しい演出はあまり好きでない上に、ぼーっと球の動きを眺めていることが好きなので羽根物を見つけたら打ってしまうのですが、いつも誰も打っていないので人気がないようです。

そういえば、カイジ2の沼も穴に入ったら大当りだったけど、あれも羽根物なのかなぁ。私も何回か、パチンコ屋を水の重みで傾けることを考えたことがあります。

ちなみに私が好きな二種の台は、Pスーパーコンビα7500(2021年)です。

 

さいごに

本当はパチンコ最大の革命と呼んでもいい、一種二種混合機と三種と四種についても語りたかったのですが、長くなってしまうのでこのあたりで終わりにしたいと思います。

ブログを書くのは丁度8億年ぶりで、読みにくい文章になっていると思います。ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

明日はくにみちさんの記事です。まだまだ空きがあるので何か書きたい人は(Kyoto University Advent Calendar 2021 - Adventar)から参加してみてはいかがでしょうか。